ダークエリス カード紹介 第32回

プロミネンスドラゴン

カード情報

[属性] 炎
[タイプ・種族] ドラゴン
[レアリティ] NR
[スキル]
ファイヤ <炎0> 攻撃20/防御20 登場時、相手に10ダメージ
ビッグバーン <炎3> 攻撃70/防御50 登場時、相手に30ダメージ

カード解説

炎属性のNRカードとして、SPを貯めるスキルを持ちつつ固定ダメージを両スキルに持つカード。
固定ダメージは相手のステータスに関わらず必ずダメージを通すことが出来るため、少しずつでも使えばHPの差をつけて試合を有利に進めることが出来る。地味に強いぞ。

ファイヤはSPを貯めながら相手に固定ダメージを与えることが出来るスキル。
特に1ターン目で使用すればダメージ差でトントンまたは有利にすることが出来る。
ステータスは30/20相当なので、相手のスキルが通常の30/20や40/10なら両者同ダメージを受け、防御寄りの20/30や0/40を使った場合は一方的にダメージを与えることが出来る。
1ターン目で使えばこのようにほぼ確実に優勢もしくは均衡状態からスタートできる上に、2ターン目以降でもSPを貯めると同時に相手に少しずつダメージを与えることが出来る。
特に相手がバフ系カードを使用する際にこのスキルを使用できれば相手のバフを止めることは出来なくてもSPを貯めつつHPを少し削れる。HP10の差が地味に効くゲームなので、この10に助けられる可能性もある。

ビッグバーンは高ステータスを持ちながら30の固定ダメージを持つカード。
相手の使用したスキルが消費SP1や2の場合はダメージをしっかり通しながら固定ダメージ分も入るため大きなダメージが入る。
固定ダメージ系スキルの一番の強みとして、戦闘不能系スキルに対して効果が打ち消されない。
戦闘不能はあくまでも『攻撃値と防御値を0にする』効果なので、回復効果や固定ダメージ効果は打ち消されない。そのため、相手が戦闘不能系スキルを多く持つのであれば固定ダメージは少しずつでもその効果を発揮できる。(流石にビッグバーンが戦闘不能になったら消費SPが大きいので少し厳しくはなるが)
相手がカウンタースキル(例:聖域のグリフォンの「スカイサンクチュアリー」)を使ったときにも固定ダメージは必ず通る。消費SP的な面で差は着くが、相手のHPは少しずつでも確実に減る。終盤戦ではこの少しのダメージが命取りとなるため、積極的に使おう。
試合の最後の最後、残り20あたりのHPを削る目的でも使える。相手が回復スキルを使っても固定ダメージはしっかり入る上に火力は高く、相手が戦闘不能系カードやカウンターカードを使ってもそれをすり抜けて勝利を掴むことが出来る。固定ダメージ30はしっかり強いぞ。
英名の綴りが「Big bang(ビッグバンの表記揺れ)」なのか「Big burn」なのかは不明。でも多分burnの方かな・・・

SPを貯めるスキルを持つ、という点でも十分デッキに入れる価値はあるが、その上に固定ダメージも持つ。序盤で相手のHPを削る目的でも、終盤の止めを刺す目的でも使えるので、幅はとても広い。
他に高火力スキルを持っている場合はビッグバーンが使えない可能性はあるが、だとしてもSPを貯める目的だけでも入れる価値は十分。特に炎単色を使う場合はカードが足りない可能性がある。このカードNRで手に入れやすいし。

このカードの明確な弱点は、性能が攻撃だけじゃないという点にある。
攻撃全振りじゃない上に、追加効果でステータスを上げる性能もないため、攻撃値はこれ以上伸びない。そのため、相手の消費SPが少なくても通常のダメージが通らない可能性がある。固定ダメージが通ったとて、中盤での消費SPの差は終盤への影響が大きい。
本文途中でも数回述べたが、特にビッグバーンへの相手の対処によっては消費SPに差が付く可能性が大きい。その差が中盤で生じると試合に大きな影響を及ぼすことが多いため、使うとしても止めや、不利盤面を少しでも有利にする目的くらいにしか使えないだろう。
その上、相手の回復力や防御力が高いとずっと固定ダメージをいなされ続けていつの間にかSPの差が3でも4でもつく。そうなると防御札を使う余裕がなくなるため、それだけは考えておく必要がある。

[推奨デッキ]
炎単色デッキ 炎+もう1色の混色デッキ (ビッグバーン不使用なら炎を含めた3色デッキも可)

[苦手デッキ]
光単色コントロールデッキ

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