幻想のドラゴン

カード情報
[属性] 闇
[タイプ・種族] ドラゴン
[レアリティ] UR
[スキル]
ダークブレス <闇2> 攻撃60/防御40 登場時、相手防御-20
イリュージョンブレス <光2/闇2/水2> 攻撃120/防御80 戦闘時、自分の水が2以上なら攻撃+自分手札の枚数×10
カード解説
12月21日追加予定の新カード。
スキル自体は完全に3色デッキ向けで、イリュージョンブレスを発動できた際のパワーは合計消費SP6とは思えないほど。
ただ、3色デッキ自体の難しさやこのカード自体の難しさもあるため、引けたとしてもデッキには大きな制限がかかるカード。
各スキルの使い所等をよく理解した上で使用するべきカード。このカードを使ったデッキを作りたいのならば最後まで読むのをおすすめする。
ダークブレスは高い防御を兼ね備えながら相手の防御を減らすことができるという、削り能力が高いスキル。
攻撃力は実質80だが、一部カウンター([辺獄の手品師、ラティ]のマジカルショータイム、[聖域のグリフォン]のスカイサンクチュアリー)に当たらないため、その分攻撃のしやすさはある。
でもイリュージョンブレスのパワーがある分ダークブレスが弱い。これを主軸にすることはない。
イリュージョンブレスは最低ステータスが150/80、最高ステータスが190/80となる高火力スキル。トゥリもびっくり。
これほどの攻撃力となると、通常のカウンターでは太刀打ちできないため、変なスキルが使用されない場合は最大150ほどのダメージは通せる。戦闘不能が来たら詰む。
消費SPが2+2+2=6となる以上、どうやってもデッキが読まれやすい。なんなら使用まで読まれれば戦闘不能が飛んでくる。その上、各色の消費SPが3以上となるスキルがほぼ全て使用できなくなるというデッキ構成上のデバフすらプレイヤーに与えてくる。
アグロデッキをベースにしようにも、3色のアグロとなるとどうやっても一体感が失われるため、そもそもイリュージョンブレスを使用するまでにHPが減る。
相手が耐久デッキならば削り合いをしながらイリュージョンブレスを撃つ、という形になるが、相手にアグロデッキ等の速攻型デッキを引くと途端に勝ち目がなくなる。
代わりに防御力の高いカードを主軸としてイリュージョンブレスを目指すデッキを組んだ場合、相手に戦闘不能カードが有るか無いかで勝率が大きく変わってくる。なんなら回復されると耐えられる。
デッキの構成、相手デッキとの相性、カードの引き、これらすべての要素が勝率に大きく影響するカード。
このカードをイリュージョンブレス主軸にする場合、ダークブレスはほぼ使い物にならない。かと言ってイリュージョンブレスのために使おうとすると手札事故やカードの引きが怖い。
パワーは有るが、デッキの幅がなくなるというデメリットが有るため、3~4ターンだけで主軸がバレて対策される。そして戦闘不能カードが飛んでくる。
使う面では対策さえされなければ強いのだが、使われる面では対策がしやすい。
戦闘不能でカウンターされたときのリスクは[破滅の炎、トゥリ]より大きいことを意識しながらうまく使ってほしい。
また、このカードが使われる自体を避けたいのならばデッキに数枚、戦闘不能系カードを入れておくことをおすすめする。
[推奨デッキ]
3色アグロデッキ 3色イリュージョンブレス主軸耐久デッキ
[苦手デッキ]
闇アグロデッキ 戦闘不能系カードが有るほぼすべてのデッキ


